避難・移住・帰還の権利ネットワーク

2012年6月に国会で成立した「原発被災者支援法」に基づき、被災者・避難者の権利を実現するためのネットワークです。

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決して「軽い」がんではなかった

【決して「軽い」がんではなかった】
 福島県の子どもの甲状腺検査の結果を評価するはずの「甲状腺部会」で、一部委員が「甲状腺検査を縮小するべきだ」と叫んでいることを、8月12日のブログに紹介しました。
→ http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-08-12

 その時に、より重大な話が福島県立医大の鈴木教授から報告されました。

 「手術で取らなくてもいい物まで取っているわけではない。声がかすれたり、リンパ節転移があるなど、治療が必要な人だけに処置している。」
 
 このことに関連した報道記事が紹介されていました。↓

【甲状腺がんの子供「原発影響考えにくい」 福島の検査で学会】  2014/8/28 22:05   日本経済新聞 
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG2803U_Y4A820C1CR8000/
 福島県立医大の鈴木真一教授は28日、東京電力福島第1原発事故を受け福島県が実施している甲状腺検査で、がんの疑いが強いと診断、手術した子供の具体的な症例を横浜市で開かれた日本癌治療学会で報告した。
 がんは原発事故の影響とは考えにくいとの見方を示した上で、過剰診断や必要のない手術との声が上がっていることに触れ「基準に基づいた治療だった」と強調した。
 福島県の甲状腺検査は震災発生当時18歳以下の約37万人が対象。これまで甲状腺がんと確定した子供は57人、「がんの疑い」は46人に上る。子どもの甲状腺がんが急増した1986年のチェルノブイリ原発事故と比較し、鈴木氏は「症状も年齢分布もチェルノブイリとは異なる」とした。

 がんの57人のうち県立医大が手術した54人について、8割超の45人は腫瘍の大きさが10ミリ超かリンパ節や他の臓器への転移などがあり、診断基準では手術するレベルだった。2人が肺にがんが転移していた。
 残る9人は腫瘍が10ミリ以下で転移などはなかったが、7人は「腫瘍が気管に近接しているなど、手術は妥当だった」。2人は経過観察でもよいと判断されたが、本人や家族の意向で手術した。
 手術した54人の約9割が甲状腺の半分の摘出にとどまった。
 福島の甲状腺がんをめぐっては一部の専門家から「手術をしなくてもいいケースがあったのではないか」との指摘があり、患者データの公開を求める声があった。〔共同〕
 31002.jpg クリックして拡大。
(以上。新聞の画像は「もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション」ブログより)
http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/8cb8ecb51cda7237e451ab2175b07568

【「全員を対象にした調査だから、がんが多く見付かった」では済まない】
 国の「専門家」らが、「超音波で全員を検査したから小さながんも多く見付かった」という意味のことをよく言います。しかし実態は、103人のがん患者のうち約半数の45人の場合が「腫瘍の大きさが10ミリ超かリンパ節や他の臓器への転移などが」ある甲状腺がんで、決して小さくも軽くもありません。

 このような事態だから、2年に一度などと言わず半年に一回は甲状腺検査をしてほしい、というのがA2判定をされた県民の要求です。
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  1. 2014/09/10(水) 00:00:27|
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