避難・移住・帰還の権利ネットワーク

2012年6月に国会で成立した「原発被災者支援法」に基づき、被災者・避難者の権利を実現するためのネットワークです。

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厚生労働省の放射線健診

【厚生労働省の放射線健診】
 今日、こんなニュースが流れました。

 放射能健康診断署名の提出先の1つが厚生労働大臣です。本格的で実現可能な医療制度を作るには、厚生労働省を動かさないといけないでしょう。

 その意味で、この動きを研究します。

★2万人、生涯にわたり調査
2014年5月16日(金)23時7分配信 共同通信
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014051601002126/1.htm

 東京電力福島第1原発事故後の収束作業に携わった作業員の健康調査の在り方を議論している厚生労働省の有識者検討会は16日、事故発生から2011年12月までの緊急作業に従事した約2万人について、生涯にわたって調査するとの報告書をまとめた。

 厚労省が今後、調査研究を進める機関を選定する。当時、20代だった作業員もいるため、調査は60年以上続く見通し。来年度から、約2千人を対象とした先行調査を本格化させる。

 これまでも厚労省は、被ばく線量や健康診断の結果のデータベース化を進めており、今後の調査でも活用する方針。

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  1. 2014/05/17(土) 01:34:47|
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美味しんぼ」問題の本質は、国と県の焦り

【「美味しんぼ」問題の本質は、国と県の焦り】
 福島県と環境省のHPで、彼らが「美味しんぼ」をどう否定しているか、読みました。

 すると、とてもはっきりと彼らの弱点と焦りが見えてきました。

【福島県は、明らかなウソを言っている】 
 福島県のHPには2つの文書が掲載されました。そのどちらにも明らかなウソがあります。

「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号における「美味しんぼ」について (平成26年5月7日) 福島県
 → http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/63423.pdf

 これには、こんな記述があります。 

 「原発事故による県民の健康面への影響に関しては、・・・・・・・・・・・・・・全ての県民を対象とした県民健康調査、甲状腺検査やホールボディカウンター等により、放射性物質による健康面への影響を早期発見する検査体制を徹底しており」

 「これまでにこれらの検査の実施を通して、原発事故により放出された放射性物質に起因する直接的な健康被害が確認された例はありません。」

 「全ての県民を対象とした」のが県民健康管理調査だけのことなのか、「甲状腺検査やホールボディカウンター等」も含んでいるのか?この文章だけではわかりませんが、仮に甲状腺検査やWBCをも全県民対象というのなら、これは大ウソです。甲状腺検査は事故当時に18才以下の子どものみ、WBCに至っては20万人に満たない県民しか測定されていません。

 全ての県民を対象とした健康調査とは「基本調査」のことでしょうか?確かに福島県は全県民にアンケートを配りましたが、これは健康調査ではなく、「外部被ばく線量の推計」をする調査です。健康状態に関わる質問はありません。これは健康調査ではありません。

 そして「放射性物質に起因する直接的な健康被害が確認された例はありません」と主張しますが、甲状腺がんの多発はもはや隠しようがない。

週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について (平成26年5月12日) 福島県
 → http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/20140512.html

 ここにはもっとはっきりと書いてあります。「県では、これまで全ての県民を対象とした「県民健康調査」「甲状腺検査」「ホールボディカウンター」等により、県民の皆様の健康面への不安に応える取組を実施してまいりました。」

 よくもこんなウソを、と思います。これは意図的な詐欺行為です。

 でも、実態を知っている福島県民がこれで納得するとは、とても思えません。

【被ばく量が低いから、健康被害が起こるはずがない???】 
 大ウソの次には、国連の権威を借りて、健康被害の可能性がないことを強調します。これは福島県も環境省も同じ。

 しかしこれらは「被ばくした線量が低いから、鼻血や健康被害が起こるはずがない」という勝手な思い込み、ただの憶測、または悪質なミスリーディングです。これでは健康被害がないことの証明にはなりません。

 なぜなら、「美味しんぼ」は推測でなく、現実に鼻血や健康被害があった、と表明したからです。「健康被害があった」に対して「そのはずはない」と言っても、回答になりません。問題は、「健康被害の事実があるか、ないか」です。

★ そして福島県も環境省も、美味しんぼに抗議する文書の中で、「健康被害がなかった」とは主張していません

 まず福島県は、5月7日付の文書
 → http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/63423.pdf

 「・・・・・・高線量の被ばくがあった場合、血小板減少により、日常的に刺激を受けやすい歯茎や腸管からの出血や皮下出血とともに鼻血が起こりますが、・・・・一般住民は、このような急性放射線症が出るような被ばくはしておりません。また、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)の報告書(4 月2 日公表)においても、今回の事故による被ばくは、こうした影響が現れる線量からははるかに低いとされております。」

 環境省はこう言います。→ http://www.env.go.jp/chemi/rhm/info_1405-1.html

 【放射線被ばくと確定的影響の1つとされる疲労感、鼻血といった症状との関係について】
 「国連(原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))が、これまでの知見に基づき公表した「2011年東日本大震災と津波に伴う原発事故による放射線のレベルと影響評価報告書」(平成26年4月2日公表)によれば、住民への健康影響について、「確定的影響は認められない」とされています。」

 「東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません。」
 <参考(放射線被ばくと確定的影響の1つとされる疲労感、鼻血といった症状との関係について)>
 「福島県が実施している県民健康調査では、内部被ばく・外部被ばくとも、以下に示す結果となっており、これまでの科学的知見では「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価される範囲となっています。疲労感・鼻血といった症状と被ばく量との関係が既に知られているほどの被ばくをされた方は確認されていません。

  • 外部被ばく線量は、99.8%が5ミリシーベルト未満、99.9%以上が10ミリシーベル未満
  • 内部被ばく線量は、99.9%以上の方が1ミリシーベルト未満」
【彼らの弱点「健康被害はない」と言えない】
 このように、よく読むと、環境省と福島県の弱点が見えてきます。そして、なぜ彼らが、環境大臣や官房長官まで出てきて「美味しんぼ」を否定しようと躍起になるのか、も判ります。

 「美味しんぼ」が彼らの最も痛い弱点を突いたから。
 弱点とは「健康被害の事実」。そして国と県が、問診を含む健康診断をやっていないこと。

 繰り返しますが、環境省も福島県も「調べた結果、健康被害はなかった」とは言っていないのです。巧妙に言葉を並べて、健康被害がないかのように聞こえますが、言っているのは「低線量だから健康被害が起こるはずがない。」「放射性物質に起因する健康被害が確認された例はありません」にすぎません。

 健康診断をやっていないから、事実を以て「健康被害がない」と言えないのです。

 「美味しんぼ」は見事に国と県の弱点をさらけ出させました。井戸川克隆さんも、雁屋哲さんも、松井英介さんも、自分自身の体験や取材・調査体験を基に発言、発表しました。行政はこれを否定できませんでした。

★ 「どこでも誰でも放射能健診」の署名運動がますます広がる情勢になったと思います。 
 
  1. 2014/05/16(金) 22:22:53|
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TV報道に井戸川克隆さん。「鼻血」を語る

【TV報道に井戸川克隆さん。「鼻血」を語る】
 全国交歓会のML(4/30)から、紹介します。

 今週月曜日発売の漫画雑誌『ビックコミックスピリッツ』の『美味んぼ』に井戸川さんが登場しました。放射能による影響(鼻血)をめぐり、反響が大きく、TBSが報道。

 井戸川さんは取材に対して、

「私の話したことは全部入っています。果たして風評被害でしょうか。私はそんなつもりは全くありません」

と、堂々とはっきりと語っています。↓

http://news.tbs.co.jp/20140430/newseye/tbs_newseye2189353.html

 放射能の健康被害への影響は、まさに、政府・福島医大との論争真っ最中。

 帰還推進・被ばく政策を進める今だからこそ、必死に叩いてくるのは当たり前。

 私たちは正論を述べ、これをチャンスに堂々と放射能健診100万人署名運動にまい進していきましょう。

 TBSには、「鼻血を訴える人が多く存在する」事実。

 編集者(小学館)には、「次週も掲載を」と励ましを伝えましょう。【ここまで引用】

【私も見ました】

 私も上のTBS報道を見ました。

報道の最後に出てきた日大・野口邦和氏も、「鼻血があったと言うのは間違いではない」旨を認めているし、「美味しんぼ」の作者・雁屋氏は自分の取材体験を書いている、井戸川さんも多くの鼻血の事例を見ている。これが事実です。

 (もちろん、鼻血の事例を聞いたことがない人がいても不思議でないし、そんな人も多数いるでしょう。それが「鼻血多発」を否定する根拠にはならない、という点が重要。)

 「鼻血多発」を危惧するに合理的な根拠がある。放射能と因果関係があるかないかは、これから考えるべきこと。野口氏は何を根拠に因果関係を否定したのか?その点の言及はありませんでした。

 もし、『今まで放射能被ばくによる鼻血多発の事例はなかった』ことが彼の根拠であるなら(これはあくまで私の想像です)、それは事実を「理屈」でねじ曲げる本末転倒。放射線被ばくで鼻血が多発する理屈も、多発しない理屈も、いくらでも机上で作れるからです。重要なのは、鼻血が多発した事実。

 まずは鼻血が多発しているか否か?これを調査し、確認してもらいましょう。

 誰に? それこそ国に、放射能健診(問診)で。


http://news.tbs.co.jp/20140430/newseye/tbs_newseye2189353.html の部分の書き起こし↓

 「ビッグコミック・スピリッツ」に連載中の人気グルメ漫画「美味しんぼ」が物議を醸しています。主人公の新聞記者が原因不明の鼻血を出しているのですが、実はこれ、福島第一原発に取材に行った直後という設定。前双葉町長も登場して、「福島では同じ症状の人が大勢いる」と話しています。風評被害を助長するとの指摘も出ていますが、果たして作者の意図は。

 人気漫画「美味しんぼ」の主人公・新聞記者の山岡士郎が福島第一原発を取材した直後・・・

 「それにしても最近ひどく疲れて」

 そして・・・
 「まあ、あなた、鼻血よ!」
 「山岡くん、どうした!」

 突然鼻血を出し、医師の診察を受ける山岡記者。福島を訪れたほかの登場人物も次々と鼻血が出たと訴えます。作品の中で、医師が「福島の放射線と鼻血を関連づける医学的知見はない」と話す場面もありますが、こうした放射線の影響をめぐる表現が「風評被害を助長する」などとして、物議を醸しています。

 「うちの父も(福島)第一原発まで仕事に行ったことがあるが、そんな話は一切ないし、間違った知識を植え付ける原因になる」(福島県民)
 「こういうのを書かれると困っちゃう。風評(被害)を生みだすようなもの」(福島県民)

 福島県内でスピリッツを扱う書店でも・・・

 「いろいろ出版物はたくさん出ているけれど、鼻血が出たというのはちょっとこれはどうなのでしょう」(角忠 佐々木規雄さん)

 福島県双葉町の前の町長、井戸川克隆氏。作品の中では、疲労感や鼻血を訴え、「福島では同じ症状の人が大勢いる」と発言しています。実際にはどう考えているのでしょう。

 「私の話したことは全部入っています。果たして風評被害でしょうか。私はそんなつもりは全くありません」(福島・双葉町 井戸川克隆前町長)

 「美味しんぼ」の作者・雁屋哲氏は、これまでにも1年にわたり福島県で取材をし、「福島の真実」編として単行本にまとめています。

 また、雁屋氏は「原発問題を考える」というテーマで昨年末にオーストラリアの生活情報サイト「日豪プレス」の取材を受け、鼻血の件を自分自身の体験として語っています。取材を担当した馬場氏は・・・

 「(雁屋氏が)取材に行かれて 体験したことをそのまま載せているという印象。食に関連して取材する中でいろいろ畏敬の念を持っていると感じる。それが(原発)事故で失われかねないというのを残念な思いで『何とか守っていけないか』というのが彼のスタンス」(雁屋氏を取材した日豪プレス 馬場一哉編集長)

 しかし、これまでに何度も福島県を訪れている放射線防護学の専門家は、「鼻血と被ばくとの関連性はない」と断言。作品を厳しく批判します。

 「鼻血があったことを言うのは 間違いでないにしても、学問的にはまるで否定できることまでも真実であるかのように書くとすれば、福島の人の不安をあおることになるので適当ではないと思う。(鼻血と)被ばくとの関係はない。その点は確信をもっていただいていい」(日本大学准教授 野口邦和博士)

 出版元の小学館は、「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はない」「綿密な取材に基づき作者の表現を尊重して掲載させていただいた」としています。

(引用ここまで)
  1. 2014/05/01(木) 23:42:12|
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